BEAUTIFUL WORLD.

havana,cuba 14:00pm

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とろんした午後の平和なハバナ。
楽しそうになにやらおしゃべりしてる学校帰りの子供。
2階のテラスから、のんびり通りを見下ろすおじさん。
通りのすべてのカフェからは、
洗練された生楽器の演奏が聞こえる。
フルート、ウッドベース、ピアノ。。
ゆっくりなテンポ、すこしはやいテンポ。。
いづれも、ハウスバンドのBGMといったものの
領域を超えている。

たとえば、フルートの伸びやかなハイトーンと
アタックの強い音の粒の際立ち方は、
上手いと感じずに、気持ちいいと感じる。

キューバの優秀なフルートの音に触れるということは、
パリの一流のフレンチを賞味したり、
ドストエフスキーを読んだり、
イタリアの建築やクルマに感化されるのと
まったく同等の「教養」と「経験」だと思う。

つまり、極上の贅沢なのだ。

キューバのお店のたなは、
どこもすかすかである。
アメリカが、従わないキューバに対し
従う国と一緒に経済封鎖をしているからだ。
キューバは、フィデル・カストロとチェ・ゲバラと国民は、
棚にものがないことよりも、
人種差別がなく、階級格差がなく、病院、学校、交通機関が
すべて無料で、子供達には、健康と教養と音楽を
という誇りある生き方を選んだ。

電気や、石油が、足りないから、
彼等は、義足をつけるように、しっかりと音楽を支えにした。

音楽は強度を増し、しななやかさを増した。
音楽が、気持ちがよく、強く、伸びやかでなければ、
ハードな毎日を生き続けていけなかったからだ。

とろんした午後の平和なハバナ。
楽しそうになにやらおしゃべりしてる学校帰りの子供。
2階のテラスから、のんびり通りを見下ろすおじさん。
通りのすべてのカフェからは、
洗練された生楽器の演奏が聞こえる。





BEAUTIFUL WORLD
by ayu_transit | 2006-11-19 23:29