BEAUTIFUL WORLD.

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Paris,France 8:00am

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パリに着いてすぐにゆきさんに会った。

その時、いろんなことを話したんだけど、

「男が、朝、クロワッサンを買いに行く、みたいな
やさしさは、ほんとのやさしさじゃないっ
それでぜんぶチャラになると思うなっ」

みたいなこともなぜか話してて、

「そうだそうだ」と妻と3人で気炎を上げた。



翌日、早起きして、
クロワッサンを買いに行った。(!)



矛盾のかたまり、それが、人間☆





人間がどうこうに関わらず、
パリの朝の光はきれいだった。







BEAUTILFUL WORLD
by ayu_transit | 2009-03-21 10:51 | Comments(0)

Portugal

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ポルトガルの魅力って自分でもわかりづらかった。
最終的には、雑誌で蒼井優さんがナザレの路地に立ってる
一枚の写真を見て、ここ行こ、って決めたくらいで(笑)

でも、いま、わかった。

ポルトガルは、
「ちょっと遠いところの
ブロカント(骨董市)のアンティーク」みたい。


ウィーンやチェコみたいな高貴なアンティークとはまた違う、
でも、歴史が積み重なり、独特の風合いがある、
新しいものでは決して醸し出せない飽きない味わいがある。
人の、生活の、時間の痕跡がある。
なんとも魅力的な掘り出し物。
でも一見、ちょっとくすんでる。
だから見いだした時のうれしさもひとしお。


ポルトガル語をしゃべってる人口は、
世界でいちばん多いなんて聞いたことがある。
大航海時代の栄華の余韻と余裕。
塩気がきいて、身体にやさしい魚のスープ。
雑草の背が高いのにはびっくりした。
雨が多い証拠。シチリアとかアンダルシアとは
ちがう緑の多いやさしい気候とやさしい風景。
だからひともやさしくなるのか。
道を渡るとき、クルマが止まってくれる間合いが
パリよりも確実にやさしい。

ポルトで家々にほどこされたアズレージョと呼ばれる
タイルの装飾に、夕方のきれいな光が反射し、
味わい深い彩りの洗濯物が、海からの風に、
きわめてエモーショナルにふわりとふくらんだとき、
これは、やはり、来てみないとわからないな、
と思った。

光と風と気候と建物とひとが、
ほりだしもののアンティークだと思った。







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by ayu_transit | 2009-03-19 18:53 | Comments(0)

La Fee Electricite,Raoul Dufy, Musée d'art moderne de la Ville de Paris,Paris,France

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ポルトガルに5泊してパリに2泊した。

パリでは、

ゆきさんにお会いして、初対面なのにゲラゲラ笑った。
(ゆきさん、直筆の手紙、ほんとにありがとね。)

coCoさんちにおじゃましてまたまたレバノン料理を
ごちそうになった。
(coCoさん、前の日から下仕込み。。。泣)

パリコレに正式招待されたagriの増田さんと
合流できた。
(増田さん、大成功、おめでと!!)

agriのフランス語版パンフレットの訳をお願いした
maVieさんに台湾料理に連れて行ってもらい、
ユトリロ展に行って、そしてそして、
パリ郊外のそれはそれは素敵なご自宅で、
増田さんと手料理をごちそうになった。
(maVieさん。。。。何と言っていいか。。)



ユトリロ展は親子展で、質量ともに、
こんなもの見たことないほど圧巻だった。

ゲンズブールの回顧展にも行けた。

近代美術館で、フジタ、モデリアニ、ボナール、
ピカソ、ユトリロを見て、そして、
デュフィの「電気の精」を見た。
長さ60メートル、高さ10メートルの巨大フレスコ壁画。




それを見てしまったら、昨日までの自分ではいられなくなる。




それ、というのは、巨大で美しい壁画以上に、
身近に脈打つ、ゆきさんの澄んだたたずまいと、
coCoさんの継続した強さとたおやかさと、
増田さんのあっけらかんとした安定感と、
maVieさんの生活を豊かに暮らす意志だった。


わたしは、これから、このひとたちに、
恥ずかしくないように、生きられるだろうか。
またきちんとにっこり会えるだろうか。



パリは生きるハードルを上げるなあ。
なんだか清々しいくらいに。









BEAUTILFUL WORLD
by ayu_transit | 2009-03-14 01:56 | Comments(0)

lisbon,portugal

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リスボン。

修道院を改装したホテルの中庭。

3月初旬のポルトガルのさくら。

その向こう、ぶっとい棕櫚の樹が、
緯度の低さを物語る。

最寄りの都市は、もう
モロッコのマラケシュとか。。



このYORK HOUSEというホテルは、
ほんとにおすすめ。


リスボンにいる間は、毎朝、
このさくらとぶっとい棕櫚の樹を眺めながら、
敬虔な求道者みたいに、
静かに朝ご飯を食べていた。


見たことのない新しい景色を
純粋に欲望する求道者みたいに。






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by ayu_transit | 2009-03-13 15:37 | Comments(0)

nazare,portugal 17:30pm





ナザレ。

町の名前は、修道士がエルサレムのナザレから
マリア像をはるばるもって来たことに由来する。


陸がつきる西のはずれの海辺の街。
白い白い路地。


たちまち空が暗くなり、冷たい風と雨。


さっきまで、店先に出ておしゃべりしてた地元のひとも、
ナザレの民族衣装のおばあちゃん達も、
バスでのりつけた観光客も、みんなどこかに
ひっこんでしまった。


折りたたみ傘は一本。
雨だし、風だし、寒いし、
雨にぬれた石畳はすべりそうなので、
妻と、おたがいにしがみつくように、
そろりそろりとがらんとした白い路地を進む。


大陸の西のはずれで、言葉もろくにわからず、
雨と風にこごえて、なんだか、
世界から見捨てられてしまった
小さな兄弟みたいな
しんみりした気分になる。


やがて雨があがり、どこからか、
ひとの音がしはじめ、生活の音がしはじめる。


夕方の雨のあと、白い路地の向こうから
光が射しはじめ、雨に洗われた路面が輝く。

それだけで、とても美しい。










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BEAUTILFUL WORLD
by ayu_transit | 2009-03-12 21:35 | Comments(2)

obidos,portugal

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ポルトガル、オビドス。
谷間の真珠、と呼ばれる村。


お城をリノベーションした、ポサーダというホテル。
全部で部屋は、9室。



こどもの好奇心を、おとなの経験と経済力で、
あますことなくかなえる。

いつ死んでもいいようにね☆


楽しむなら、容赦なく。


くたくたになるほど楽しんだ記憶だけが、
最悪の状況のとき、地獄の底から身体を
あたためたりする。




といっても、気合とか、執念って感じじゃない。


そうせずにはいられない。
そうしないと気がすまないだけ。






食前酒は、オビドスで有名なお酒、
ジンジャを頼んだ。


後で、妻が、

ラパンアジルで飲んだ、
(フランボアーズの)お酒に似てる、

ってぽつりと言う。











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by ayu_transit | 2009-03-11 08:13 | Comments(2)

port,portugal,7:30am

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朝もやにあらわれるポルトガルのポルトという町。


水にとかしたような夜明け。


自分が、もし、駆け出しの若い魔女だったら、
修行の町はこの町にするな。













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by ayu_transit | 2009-03-10 07:14 | Comments(0)